基礎編の第三段。
今回は、前回の「トレンド」をもう少し明確に解説をしていくとする。
で、さっそく解説をすると、以下になる。
●上昇トレンド:高値&低値が、前回の高値&低値より、高く更新している.
●下降トレンド:高値&低値が、前回の高値&低値より、低く更新している.
つまり、少しの幅でも上記の条件で、
更新が続く限りは、
その トレンドは継続中 として、相場を判断する。
逆に、上昇トレンド中なのに
「 低値 」を更新してしまったり、
下降トレンド中に
「 高値 」を更新してしまった場合には、
そのトレンドは、終了 or 崩れた
(あるいは逆に傾いた可能性がある)
と定義することができる。
また、トレンドが崩れてはいなくても、
トレンドの最中に
更新される値幅が狭くなっているようであれば、
そのトレンドは、勢いを失いつつある
と観察することもできる。
勢いが失くなっていった先では、
一度「レンジ」を作って休憩が入ったり、
再度、勢いが入ってトレンドを継続したりもする。
また、「 トレンド転換 」といって、
逆方向に向かって高値・低値を更新して、
新しいトレンドが始まる、のパターンもある。
(こうしてチャート上で、大中小と様々なジグザグが生まれていく)
相場は、必ず全体の視点で
時間足の大きい順で常に対局を見つつ
大きいジグザグからトレンド転換が起こりそうなポイント、
トレンドそのものの勢いなど、
1つ1つ観察するようにすると、目が肥えていく。
コメント