「テクニカル分析」は技術であり、スキルだ。
そしてスポーツと同じ様にスキルを磨くことで、
スキルの精度を向上させることができる。
ただ、これもまたスポーツと同様で、
逆に本質や基礎が抜けていたり
積み上げる方向が明後日の方向を向いていて
押さえるべきポイントを外してしまうと、
いくら努力をしたところで、
土台がいつまでも積み上がらない。
といった状況に陥ってしまうことになる。
例えば、サッカーでのプレーを上達させたいのに対して、
いくらスローインや腕立てを頑張って積み上げても
ドリブルで球を運ぶことができるようにならなければ、
シュートを打てるようにもならない。
腕をムキムキにした状態で、試合に出たとしても
結果、なにも出来ずチームの足を引っ張るだけとなる。
また、野球のバッターであるならば、
ピッチングをひたすら練習をしたとしても
直接、ヒットやホームランを打つことには繋がらない。
もちろん、剣道で相手のボディに蹴りを入れる練習を
一生懸命やっても、試合で勝つことには繋がらない。
おそらく、試合で鍛え抜いたその蹴りを使えば、一発退場となるだろう。
(戦国時代で、実際の殺し合いであれば意味があるかもしれないけど)
このように、当たり前といえば当たり前のことではあるけれど、
なぜか、他のジャンルに移ると、こうしたことが往々に起こる。
では、「テクニカル分析」では必要な要素とは何か?
というと、それは
・本書籍の基礎&本質
・過去相場の実際のデータの分析
これが外れないポイントとなる。
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